HDPユーザーグループ・インターナショナルのミッションはエレクトロニクス業界でイノベーションを活発化させることです。メンバー企業の利益のために重要かつ新たに出現した問題を積極的なコラボレーションで解決し、コスト削減と市場投入までの期間短縮を推進します。
HDPユーザーグループは、高密度な電子パッケージを利用した製品の製造に関わるサプライチェーンに携わる企業に対してメンバーシップを提供する非営利の業界団体です。

HDPユーザーグループは、新しい技術を導入する際に、メンバー企業全員が協力し、リスクと利益を共有することで、単独で行うよりも低コストでより多くのことを達成できるという前提の下に設立されました。 20年以上にわたって成功裏に運営継続し、メンバー企業数とプロジェクト数を継続的に増加できていることは、この前提が真実であることを証明しています。HDPユーザーグループの各プロジェクトの活用効果は非常に大きく、たった1つのプロジェクトでもメンバーシップ費用に見合う効果を正当化することができます。

HDPは会員制の組織です。 どのような技術分野を追求し、どのような問題を調査するかは、メンバー企業によって決定されます。 このような組織構造により、エレクトロニクス製造業界に影響を与える最も重要な問題に焦点を当て続けることができるのです。組織体は他の産業コンソーシアム、大学、政府機関と協力し、プロジェクトの成果に対する業界の認知度を高め、メンバーシップの目標達成をサポートします。

今日、業界で最も成功している企業の中には、競争前の共同研究開発がもたらすスケールメリットとレバレッジ(活用効果)に気づいている企業がおります。エレクトロニクスのサプライチェーン、他のサプライチェーンのメンバー企業、さらには競合他社と協力し、希少な資源と専門知識を共有して共通の関心事に取り組むことで、単独で行うよりもわずかな時間とコストで大きな問題を解決してきました。共同研究開発は昨今の企業が競争力を維持するための単なるツールではありません。今日の非常に競争の激しい市場では、多くの異なる戦略やオプションを採用しなければなりません。しかし、共同研究開発は、今日すべてのエレクトロニクス企業が直面している、サプライチェーン全体にわたるグローバルな技術的問題に対処する上で、大きな利点をもたらすことができます。それは、おそらく多くの競合他社のツールボックスの中にあるツールでもあります。